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【PHP超入門】if文・switch文の使い方:状況に応じて出し分ける基本

PHPでは「ある条件に当てはまる場合はAの処理を行い、それ以外の場合はBの処理を行う」といったように、条件に応じて処理を分けることができます。
これを条件分岐といいます。

ここでは、条件分岐を実現するための基本構文である「if文」と「switch文」の使い方を解説します。

if文の使い方

条件分岐の基本となるのがif文です。
条件が真(true)かどうかを判断し、真なら処理を実行します。

基本形:if

ifは「条件を満たすときだけ処理を実行したい」場合に使います。

 
サンプルコード

 
実行結果

aはbよりも大きいです

if ~ else

elseを使うと、「条件を満たす場合」と「満たさない場合」で処理を分けることができます。

 
サンプルコード

 
実行結果

aはbよりも小さいです

elseif:複数の条件を判断したいとき

elseifを使えば、複数の条件を上から順に条件を判定していき、最初に真(true)になった処理を実行します。

 
サンプルコード

 
実行結果

aとbは等しいです

if文の処理の流れ

if文の処理の流れ

switch文の使い方

次に紹介するのは switch文です。
これは、変数の値に応じて処理を分けたいときに便利な構文です。

 

  • break は、処理が終わったあと、それ以降のcaseは実行されないようにするための命令です。
  • break がないと、次のcaseまで実行されてしまうので注意。
  • default は、どのcaseにも当てはまらなかったときの処理です。

サンプルコード

 
実行結果

ペットはねこです

switch文の処理の流れ

switch文の処理の流れ

まとめ

分岐方法 向いているケース
if / else / elseif 数値や文字列の比較、関数の戻り値を使った条件判定など、柔軟な条件分岐を行いたい場合
switch 特定の値(整数・文字列など)に応じて処理を分けたい場合

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