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nslookup、dig コマンドでDNSレコードを確認する方法

DNSレコードを変更・追加する際は、設定作業だけでなく、反映後の確認まで行うことが重要です。

特にネームサーバーや A レコードの設定は、一部でもズレていると「サイトが表示されない」「メールが届かない」といったトラブルにつながります。

この記事では、nslookup や dig コマンドを使って DNS レコードを確認する方法 を中心に、ネームサーバー(NS)の確認方法や、反映状況を正しく判断するポイントまで解説します。

Aレコードの確認(IPアドレスの確認)

Aレコードは、ドメイン名とサーバーの IP アドレスを結びつけるレコードです。

nslookup

dig

example.com の部分には、確認したいドメイン名を指定します。

TXTレコードの確認

TXTレコードは、SPF・DKIM・Google Search Console の所有権確認など、さまざまな用途で利用されます。

nslookup

dig

MXレコードの確認(メール配送先)

MXレコードは、メールの配送先サーバーを指定するレコードです。

nslookup

dig

SPFレコードの確認

SPFレコードは通常、TXTレコード内に記述されています。

取得した TXT レコードの中に v=spf1 で始まる文字列があれば、それが SPF レコードです。

nslookup

dig

ネームサーバー(NSレコード)の確認方法【重要】

ネームサーバーは「このドメインの DNS 情報を どこが管理しているか」を示す非常に重要な設定です。

nslookup

dig

出力結果に表示される ns1.example.jp などが、そのドメインに設定されているネームサーバーです。

権威DNSに直接問い合わせて確認する方法(浸透チェック)

DNSの反映状況を正確に確認したい場合は、権威DNS(ネームサーバー)を直接指定して問い合わせるのが有効です。

nslookup

dig

このコマンドでは、

  • example.com …… 確認したいドメイン
  • ns1.example.jp …… 直接問い合わせる権威DNS

を指定しています。

この方法では、

  • キャッシュの影響を受けにくい
  • 設定先DNSが返す「最新の情報」を確認できる

ため、ネームサーバー切り替え直後や「NS相違」の確認に役立ちます。

nslookup の「Server」行についての注意点

nslookup の結果には、次のような表示が含まれます。

これは、問い合わせに使用した DNS サーバー(ローカルDNSやプロバイダDNS)を示すもので、ドメインに設定されているネームサーバーとは異なります。

実際の設定確認では、Non-authoritative answer: 以下に表示される A / NS / TXT などの内容を確認してください。

DNS反映確認のポイント

DNS設定の反映には時間がかかる場合があります。

  • 数分〜数時間で反映されることが多い
  • 環境や DNS キャッシュにより結果が異なる

そのため、

  • ローカル環境の nslookup / dig
  • Google Public DNS(8.8.8.8)
  • オンライン確認ツール

など、複数の方法で確認するのがおすすめです。

DNSレコード確認ツールの活用

コマンド操作に不慣れな場合は、オンラインの DNS 確認ツールを利用するのも有効です。

ただし、ツール側のキャッシュにより最新の設定がすぐに反映されない場合がある点には注意してください。

まとめ

  • nslookup / dig で各種 DNS レコードを確認できる
  • ネームサーバー(NS)の確認は特に重要
  • Server: 行は「問い合わせ先DNS」であり、設定先ではない
  • 反映確認は複数の DNS・ツールで行うのが安全

DNS設定後にトラブルが起きた場合は、「NS → A → Webサーバー」の順で切り分けると原因を特定しやすくなります。