UIとUXの違い
Webサイトやアプリ、製品やサービスを作る上で欠かせない、UIとUXについてまとめました。
UIとUXとは?
UIとは「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略です。
Interface(インタフェース)は「接点」という意味で、UIは製品やサービスとユーザーをつなぐ接点を意味しています。
UXとは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略です。
Experience(エクスペリエンス)は「体験」という意味で、UXはユーザーが製品やサービスを通して得られる体験を意味しています。
UXとUIは切り離せない
どんなに優れた製品、サービスを開発しても、その製品、サービスを紹介するサイトやパンフレットが見ずらく、情報が整理されていないと満足のいくユーザー体験を得ることが出来ません。
逆に、どんなに分かりやすく情報が掴みやすいサイト、パンフレットを作っても、製品やサービス自体の品質が低いと満足のいくユーザー体験を得ることが出来ません。
優れた製品、サービスを生み出すには、ユーザーのニーズを理解したUXデザインを行う必要があり、UXを向上させるようなUIデザインを考える必要があります。
UIは、UXを向上させる要因の一つと言えます。
UI/UXの事例
タクシー配車アプリGO (ゴー)
UI
・目的に辿り着きやすいリンクやボタンのデザイン、配置
・タクシーの到着時間や目的地までの時間、距離、料金がスムーズに目に入る
UX
・ユーザーは明確な導線でタクシーを呼ぶことができる
・運転手とのチャット機能で安心して利用できる
・利用履歴やお気に入り地点の登録等、サービスを継続して使いやすい設計
・キャッシュレス決済で降りる時もスムーズ
UXには上記の他にも、
・車内が清潔で綺麗で心地よかった
・運転手の接客が丁寧で安心できた
など、UI以外の経験もUXに含まれます。
ホームページ制作においても、「綺麗なサイトをつくる」だけでなく、
・ユーザーが情報を掴みやすいか
・利用する際にストレスがないか
・どういったユーザー体験を目的としているか
などを考え、満足度の高いサイト作りを目指しましょう。