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[CSS] カラーコードで透明度を指定する方法

CSSで透明度付きの色を指定するには、rgba() を使う方法と、8桁のカラーコード(#RRGGBBAA)を使う方法の2種類があります。
それぞれの特徴と使い分けを分かりやすく解説します。

rgba() で透明度を指定する

rgba() は、赤(R)・緑(G)・青(B)に透明度(A)を加えた指定方法です。

透明度は0.0から1.0の範囲で指定し、0に近いほど透明になり、1で不透明になります。
例えば、0.5は50%の透過度(半透明)を表します。

透明度を直感的に調整できるのがメリットです。
ただし、カラーコードしか分からない場合、RGBへの変換が必要になるため、やや手間に感じる場合があります。

カラーコード(#RRGGBBAA)で透明度を指定する

6桁のカラーコード(#RRGGBB)に、透明度(AA)を表す2桁の16進数を加えた8桁のカラーコード(#RRGGBBAA)で指定します。

末尾の80が透明度で、50%の透過を意味します。

透明度と対応する16進数の一覧

透過率下2桁
0%FF
5%F2
10%E6
15%D9
20%CC
25%BF
30%B3
35%A6
40%99
45%8C
50%80
55%73
60%66
65%59
70%4D
75%40
80%33
85%26
90%1A
95%0D
100%00

すべてを覚える必要はありませんが、よく使う値だけでも覚えておくと便利です。

rgba() と #RRGGBBAA の比較デモ

以下のデモでは、rgba() と #RRGGBBAA の表示の違いを比較できます。

See the Pen 透過率 rgba / カラーコード比較 by mkl may (@mkl-may) on CodePen.

rgba() と #RRGGBBAA の使い分けまとめ

記法メリットデメリット
rgba() 記法透明度を直感的に指定できるカラーコードをRGBに変換する手間がかかる
#RRGGBBAA 記法カラーコードに透明度を足すだけで使える透明度の16進数(下2桁)を覚える必要がある