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【PHPの基礎】演算子②

前回の記事では「算術演算子」、「代入演算子」、「インクリメントとデクリメント」、「文字列演算子」について学習しました。
今回は、「比較演算子」、「論理演算子」について学習します。

比較演算子

2つの値を比較するときに使う演算子を「比較演算子」といいます。
条件が成立した場合はtrue(トゥルー)、成立しない場合はfalse(フォルス)を返します。

比較演算子には以下のようなものがあります。

比較演算子 意味 結果
== 等しい $a == $b $aと$bの値が等しい場合、
trueを返す
=== 等しい $a === $b $aと$bの値が等しく型も同じ場合、
trueを返す
!= 等しくない $a != $b $aと$bの値が等しくない場合、
trueを返す
<> 等しくない $a <> $b $aと$bの値が等しくない場合、
trueを返す
!== 等しくない $a !== $b $aと$bの値または型が等しく
ない場合、trueを返す
< より小さい $a < $b $aが$bよりも小さい場合、
trueを返す
> より大きい $a > $b $aが$bよりも大きい場合、
trueを返す
<= より小さいか等しい $a <= $b $aが$bよりも小さいか等しい場合、
trueを返す
>= より大きいか等しい $a >= $b $aが$bよりも大きいか等しい場合、
trueを返す

論理演算子

「AまたはB」、「CかつD」などのように、複数の条件式を組み合わせて複雑な条件式を記述したい場合に使う演算子を「論理演算子」と言います。

論理演算子には以下のようなものがあります。

論理演算子 名前 結果
&& A && B 論理積 AとBが共にtrueの場合、true
and A and B 論理積 AとBが共にtrueの場合、true
|| A || B 論理和 AかBのどちらかがtrue の場合、true
or A or B 論理和 AかBのどちらかがtrue の場合、true
xor A xor B 排他的論理和 AかBのどちらかtrueの場合、
かつどちらともtrueでない場合、true
! !A 否定 Aがfalseの場合、true。
Aがtrueの場合、false。

論理積の「&&」と「and」、論理和の「||」と「or」の違いは優先順位です。
論理積の「&&」は「and」よりも優先されます。
また、論理和の「||」は「or」よりも優先されます。

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