MARKLEAPS[マークリープス]

TECH BLOG

マークリープス技術ブログ

open

Googleしごと検索に求人を掲載する方法

Googleしごと検索に求人を掲載する方法をご紹介します。

Googleしごと検索とは

Googleの検索窓に「webデザイナー 求人」と入力してみます。

すると、以下のように求人情報の検索結果が表示されます。

このように、求人に関するキーワードで検索した検索結果画面に、
求人情報が表示される機能を「Googleしごと検索」と呼びます。

Googleしごと検索に求人を掲載するには

ホームページの採用掲載ページに構造化データを追加する

構造化データサンプル

採用掲載ページHTMLのhead内に追記します。

参考:https://developers.google.com/search/docs/data-types/job-posting?hl=ja#standard-job

 

構造化データには、求人を掲載するために欠かせない「必須プロパティ」と、
できれば書いておきたい「推奨プロパティ」があります。

必須プロパティ

datePosted 求人情報の投稿日
・記入例
“datePosted” : “2021-08-01”
title 職種
職種のみを簡潔に指定。求人のタイトルではないので注意。
説明、求人コード、会社名などは含めない

・良い例
“title” : “Webデザイナー”
・悪い例
“title” : “急募!Webデザイナー 経験者歓迎”

description 求人の詳細な説明
仕事内容や応募資格等、求める人材にマッチした求職者が来るように情報を記入。
HTML 形式で記入。

・記入例
“description” : “<p>【仕事内容】<br />企業のホームページやランディングページなどのデザインをお任せします。<br />【応募資格】<br />・Webデザインの実務経験<br />・HTML/CSSの経験および知識</p>”

hiringOrganization 企業情報
以下の子要素があります。

@type
会社の情報に関する項目であることを宣言するため、”Organization”を指定

name
社名

sameAs
企業のWebサイトのURL

logo
企業のロゴ画像のURL

・記入例
“hiringOrganization” : {
“@type” : “Organization”,
“name” : “株式会社○○○○”,
“sameAs” : “https://example.com/recruit/”,
“logo” : “https://example.com/images/logo.png”
}

description 勤務地
オフィスや作業現場など、従業員の職場となる場所を指定。
※本社の所在地ではないので注意
以下の子要素があります。

jobLocation > @type
就業場所に関する項目であることを宣言するため、”Place”を指定

address > @type
住所情報に関する項目であることを宣言するため、”PostalAddress”を指定

streetAddress
町名以降

addressLocality
市区町村

addressRegion
都道府県

postalCode
郵便番号

addressCountry
国コード(日本の場合はJP)

・記入例
“jobLocation”: {
“@type”: “Place”,
“address”: {
“@type”: “PostalAddress”,
“streetAddress”: “中央区天神1-1-1”,
“addressLocality”: “福岡市”,
“addressRegion”: “福岡県”,
“postalCode”: “810-0001”,
“addressCountry”: “JP”
}
}

・複数勤務地がある場合の記入例
“jobLocation” : [
{
“@type”: “Place”,
“address”: {
“@type”: “PostalAddress”,
“addressRegion”: “福岡県”,
“addressLocality”: “福岡市”,
“streetAddress”: “中央区天神1-1-1”,
“postalCode”: “810-0001”,
“addressCountry”: “JP”
}
},
{
“@type”: “Place”,
“address”: {
“@type”: “PostalAddress”,
“streetAddress” : “台場1-1-1”,
“addressLocality” : “港区”,
“addressRegion” : “東京都”,
“postalCode” : “137-8088”,
“addressCountry”: “JP”
}
}
],

validThrough 求人情報の有効期限
求人情報に有効期限がある場合に必須となるプロパティです。

・記入例
“validThrough” : “2021-10-31”

 

推奨プロパティ

employmentType 雇用形態
次の値から1つ以上を指定
FULL_TIME:正社員
PART_TIME:パート・アルバイト
CONTRACTOR:契約社員
TEMPORARY:派遣社員
INTERN:インターン
VOLUNTEER:ボランティア
PER_DIEM:日雇い
OTHER:その他

記入例
“employmentType” : “PART_TIME”
複数含む場合の記入例
“employmentType”: [“FULL_TIME”, “PART_TIME”]

baseSalary 給与に関する情報を指定
以下の子要素があります。

@type
給与額に関する項目であることを宣言するため、”MonetaryAmount”を指定

currency
通貨単位(日本円の場合はJPY)を指定

value
給与の額
・給与に幅がない場合
“value”: 1000
・給与に幅がある場合
valueの代わりに、minValue(最低賃金)とmaxValue(最高賃金)を指定
“minValue” : 900,
“maxValue” : 1400,

unitText:賃金形態
次の値から1つ指定
HOUR :時給
DAY :日給
WEEK :週給
MONTH:月給
YEAR :年収

・記入例
“baseSalary”: {
“@type”: “MonetaryAmount”,
“currency”: “JPY”,
“value”: {
“@type”: “QuantitativeValue”,
“value”: 1000,
“unitText”: “HOUR”
}

 

構造化データのテスト

構造化データの設置が完了したら、構造化データに問題がないか、
リッチリザルト テスト」でテストしましょう。


 
構造化データに問題がなければ、以下のように表示されます。

 
以下のように、エラーや警告が表示された場合には、指示に従って改善しましょう。

サーチコンソールでサイトマップ送信+インデックス登録のリクエスト

構造化データの設置が完了したら、ページが更新されたことをGoogleへ通知しましょう。

Google Search Console(サーチコンソール)にログインし、
サイトマップの送信、
URL検査でインデックス登録をリクエストしましょう。

よく読まれている関連記事

関連最新記事