[WordPress] カテゴリーとタグの違いと設定方法
WordPressのカテゴリーとタグは、投稿を整理するために欠かせない機能です。
この記事では、カテゴリーとタグの基本からや設定方法について解説します。
カテゴリーとは
カテゴリーは、WordPressの投稿をジャンルごとに分類・整理するための機能です。
ユーザーが記事を探しやすくなります。
親・子・孫と階層構造を持たせることができます。
ポイント
- 投稿をジャンルごとに分類・整理するための機能
- ユーザーがブログ全体を俯瞰する際の目印になる
- 階層構造(親子)を持てる
カテゴリーの設定方法
「投稿 > カテゴリー」から設定します。
名前、スラッグ、親カテゴリー(任意)、説明(任意)を入力して「カテゴリーを追加」をクリックします。
ポイント
- スラッグは半角英数字とハイフンのみで構成する
- 親子関係を設定すると、階層的にカテゴリーを整理できる(階層は深くても3階層(親・子・孫)程度に留める)
- カテゴリーの説明文は、テーマによっては一覧ページに表示される
カテゴリーの階層構造(親子構造)
カテゴリーは「階層構造」を持たせることができます。
例:
親カテゴリー:文芸
子カテゴリー:日本文学、海外文学
孫カテゴリー:ミステリー、SF
子カテゴリーの作成方法
1.予め親カテゴリーを作成しておきます。
2.カテゴリーを新規作成し、「親カテゴリー」のセレクトから、親に指定したいカテゴリーを選択し、「カテゴリーを追加」をクリックします。
孫カテゴリーを作成する場合は、「親カテゴリー」のセレクトから、子に指定したいカテゴリーを選択し、「カテゴリーを追加」をクリックします。
階層構造を持つカテゴリーは以下のようにツリー上で表示されます。
タグとは
投稿記事をキーワードで細かく分類・整理するための「付箋」のような機能です。
異なるカテゴリーの記事でも、共通するキーワードをタグ付けすることで関連付けられます。
ユーザーは、カテゴリーに依存せず、特定の興味やキーワードで関連コンテンツをまとめて見つけやすくなります。
例:
カテゴリー:文芸、ビジネス書、児童書
タグ: ベストセラー、受賞作品
ユーザーは、全てのカテゴリの中から「ベストセラー」タグの付いた記事を探すことが出来る
ポイント
- 記事をキーワードで細かく分類・整理するための「付箋」のような機能
- ユーザーは、カテゴリーに依存せず、特定の興味やキーワードで関連コンテンツをまとめて見つけやすくなる
- 階層構造は持たない
タグの設定方法
「投稿 > タグ」から設定します。
名前、スラッグ、説明(任意)を入力して「タグを追加」をクリックします。
カテゴリー、タグの並び替え
WordPress標準ではカテゴリーやタグの並び順を自由に変更できません。
筆者は、プラグイン「Intuitive Custom Post Order」を利用しています。
投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプ・カスタムタクソノミーなどを、ドラッグ&ドロップで直感的に並べ替えることが可能です。