[WordPress]【初心者向け】パーマリンクの基本と設定方法
WordPressでサイトを作るときに、最初に設定しておきたいのが「パーマリンク設定」です。
この記事では、初心者向けにパーマリンクの基本と設定方法をわかりやすく解説します。
パーマリンクとは?
パーマリンクとは、WordPressで作成した記事やページに割り当てられる「固定リンク(URL)」のことです。
パーマリンクとスラッグの違い
パーマリンクはURL全体を指すのに対して、スラッグはURLの末尾部分を指します。
パーマリンクの設定方法と注意点
ダッシュボードの、「設定」>「パーマリンク」から設定できます。
注意点
一度公開した記事のパーマリンクを後から変更すると、URLが変わってしまいます。
外部リンクや検索結果からのアクセスがエラーになる恐れがあるため、初期の段階でしっかり設定し、その後はむやみに変えないことが望ましいです。
パーマリンクの種類
WordPressにはいくつかのパーマリンク構造が用意されています。
基本(初期設定)
・投稿記事
例:https://example.com/?p=123
・固定ページ
例:https://example.com/?page_id=123
※任意のスラッグ(例:/contact/)を指定しても反映されません
WordPressが自動で割り当てた投稿ID、ページIDが使用されます。
URLを見ただけでは記事やページの内容がわからず、SEOやユーザー視点からもおすすめできません。
また、固定ページを任意のスラッグ(例:/contact/)で表示したい場合は、「基本」以外を選択しましょう。
日付と投稿名
例:https://example.com/2025/09/08/sample-post/
「公開年月日」と「投稿名」が入ります。
記事の公開日が一目で分かるため、ニュースサイトなどに向いています。
公開年月日を後から変更するとURLが変わるため、公開年月日を変更することが多いサイト、ブログには不向きです。
月と投稿名
例:https://example.com/2025/09/sample-post/
「公開年月」と「投稿名」が入ります。
「日付と投稿名」同様、公開月を変更するとURLが変わる点に注意が必要です。
数字ベース
例:https://example.com/archives/123
「基本」同様、「123」の部分には投稿IDが使用されます。
記事の内容がわかりずらいため、あまりおすすめできません。
投稿名
例:https://example.com/sample-post/
ドメインの直後に「投稿名」が入ります。
最もシンプルで、記事内容もわかりやすいため、多くのブログやサイトで推奨される形式です。
カスタム構造
自由に構造を組み合わせることができます。
運用ルールに応じて設計できますが、初心者には難しく、主に上級者向けです。
記事ごとのスラッグ設定時の注意点
記事投稿画面でスラッグを設定する際は以下の点を意識しましょう。
ポイント
- ・英単語を使用する(日本語は文字化けした長いURLになるため避ける)
- ・記事内容を簡潔に表す短い単語にする(例:wordpress-permalink)
まとめ
パーマリンクはWordPressサイトの基本設定のひとつであり、SEOやユーザー体験に大きな影響を与えます。
記事やページの内容がひと目でわかるシンプルなURLを心がけましょう。