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[PHP]超入門:配列の使い方を基礎からやさしく解説!複数の値を1つの変数にまとめて扱う方法

[PHP]超入門:配列の使い方を基礎からやさしく解説!複数の値を1つの変数にまとめて扱う方法

PHPでは「配列」を使うことで、複数のデータ(値)を1つの変数にまとめて扱うことができます。

if文やループと組み合わせれば、コードの効率がぐっと向上します。

本記事では、配列の基本構造や作成・取り出しの方法、そして便利な「連想配列」の使い方まで、フロントエンド経験者の視点からわかりやすく解説します。

配列とは?単なる「変数の集合」じゃない!

PHPにおける配列とは、「複数の値をまとめて格納できる箱」のようなものです。

通常の変数では1つの値しか扱えませんが、配列を使えば複数の値を1つの変数として管理できます。

たとえば、以下のように書くと…

このように、3つのフルーツの名前を1つの$fruits配列にまとめて管理できます。
 

配列の構造図

配列の作成方法(array() と [])

PHPで配列を作成するには、主に2通りの記述方法があります。

array() を使う場合

[] を使う場合(現在はこちらが主流)

どちらも意味は同じですが、近年のPHPではより簡潔な [] 記法が主流となっています。

配列の値を取り出してみよう

インデックス番号を使えば、特定の要素を取り出すことができます。

実行結果

apple

連想配列とは?キー名で管理できる便利な配列

通常の配列はインデックス番号で値を管理しますが、キー名を自由に設定して値を扱う方法もあります。
それが「連想配列」です。

例:ユーザー情報を通常の配列(インデックス配列)で管理する場合

 
例:ユーザー情報を連想配列で管理する場合

 
実行結果

yamada

このように、キー名で値を取り出せるため、より意味のわかりやすい構造になります。

 

連想配列の構造図

まとめ:配列はPHPでも超重要!

配列は、複数の値を効率よく扱うために欠かせない、PHPにおける基本的かつ強力な機能です。

次回は、この配列をループ処理(for, foreach, while)で活用する方法について紹介します。

 
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