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[JavaScript] 超入門:データ型を基礎から理解!文字列・数値・配列・オブジェクトをやさしく解説

[JavaScript] 超入門:データ型を基礎から理解!文字列・数値・配列・オブジェクトをやさしく解説

JavaScriptでWebサイトに動きをつけたり、アプリを作ったりするには、まず「データの扱い方」を理解することが大切です。

このページでは、JavaScriptでよく使う4つの基本データ型(文字列・数値・配列・オブジェクト)と、その基本的な使い方をやさしく解説します。

難しい用語はできるだけ避けながら、実際に使うシーンをイメージできるように紹介していくので、ぜひ手を動かしながら読み進めてみてください。

文字列(String)を扱う

名前やメッセージなど、「文字」を扱うときは文字列(String)型を使います。
文字列は ‘(シングルクオート) や “(ダブルクオート) で囲んで書きます。

 
よくある操作

 
テンプレート文字列(テンプレートリテラル)を使うと、変数を埋め込んだ文章を簡単に書けます。

 
※これらのコードは、ブラウザの「開発者ツール → Console」などで実行結果を確認できます。

数値(Number)を使う

金額やスコア、数量などの「数」は数値型(Number)で扱います。

 
よくある操作

 
文字列と数値を間違って足すと、意図しない結果になります。

配列(Array)でデータをまとめる

複数のデータを「順番つき」でまとめて管理したいときは配列(Array)を使います。

 
よくある操作

 
ループ文(forforEach など)と組み合わせて、1つずつ処理する場面もよくあります。

オブジェクト(Object)で情報を整理する

オブジェクトは「名前(キー)と値(バリュー)」のセットで情報をまとめます。

 
よくある操作

 
オブジェクトは「意味のある名前と値」をセットにできるので、複数の情報を1つにまとめて扱うのに便利です。

真偽値(Boolean)で「はい・いいえ」を表す

「~かどうか?」を判断したいときに使うのが、真偽値(Boolean)型です。
値はたったの2つだけで、 true(真)false(偽) です。

 
よくある使い方
Boolean型は、if文などの条件分岐でよく使います。

 
比較演算やチェックの結果としても使われます:

 
「〇〇かどうか」という情報を扱うときは、Boolean型が基本になります。

JavaScriptの主なデータ型一覧まとめ

データ型 説明
文字列(String) 文字の集まり 'Hello'
数値(Number) 整数や小数 123
配列(Array) 複数の値をまとめたもの [1, 2, 3]
オブジェクト(Object) 名前と値のペア { name: 'Taro' }
真偽値(Boolean) 「はい/いいえ」を表す true / false

JavaScriptは型を自動で判断する

JavaScriptでは、変数の型を明示的に指定する必要はありません。
値を代入すると、自動的にその型が決まります。

typeof でデータ型を調べてみよう

変数の中身が何の型か確認したいときは typeof を使います。

 
JavaScriptには「型がゆるい」という特徴があり、時に予想外の挙動になることがあります。
typeof はその確認に便利です。

まとめ:型を意識すると、ミスが減る!

  • 文字列は "..."'...' で囲む
  • 数値と文字列は混ざると結合になることがある
  • 配列は「順番つき」のデータのまとまり
  • オブジェクトは「名前つきの情報」のまとまり

次は「条件分岐(if文など)」を学んで、実際に処理を切り分けられるようにしていきましょう!

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