【PHP超入門】変数とデータ型の使い方：string・int・arrayの基礎をやさしく解説

MARKLEAPS

2025.05.19

PHPの学習を始めたばかりの方にとって、まず理解しておきたいのが「変数」と「データ型」です。
この記事では、コード例を交えながら、これらの基本をやさしく解説します。

変数とは、文字や数字などのデータ（値）を一時的に保存しておく“名前付きの箱”のようなものです。

変数に値を入れておくことで、あとからその値を使い回すことができます。

<?php
  $name = 'Yamada';
  echo $name;
?>

<?php

$name = 'Yamada';

echo $name;

このコードでは、「$name」という変数に「Yamada」という文字列を代入し、その値をechoを使って画面に表示しています

変数の構成

PHPの=は「等しい」ではなく、「代入する」という意味になります。

変数を使う際には、いくつかの命名ルールがあります。

必ず$を先頭につける

$name

name

使える文字：英数字とアンダースコア（_）

$user_name, $user1

$user-name, $user#1

変数名の最初に数字は使えない

$name1, $_name

$1name, $123

変数にはさまざまな種類の値を入れることができ、その「値の種類」のことを「データ型」と呼びます。

たとえば、
・'Yamada' → 文字列（string）
・25 → 整数（integer）
・true → 真偽値（boolean）

PHPのデータ型は、主に次の3つに分類されます。

データ型	説明	例
integer	整数（マイナスもOK）	`1`, `0`, `-5`
float	小数（float型としてもdouble型としても扱われます）	`3.14`, `0.5`
string	文字列（”または””で囲む）	`'PHP'`, `"123"`
boolean	真（true）・偽（false）	`true`, `false`