nslookup、dig コマンドでDNSレコードを確認する方法
DNSレコードを変更・追加する際は、設定ミスを防ぐために、適用後の確認作業まで一貫して行うのが重要です。
本記事では、nslookup や dig コマンドを使用して、各種DNSレコード(A、TXT、MX、SPF)を確認する方法をご紹介します。
Aレコードの確認
■nslookup
nslookup -type=A example.com
■dig
dig example.com A
example.com には確認したいドメイン名を入れます
TXTレコードの確認
■nslookup
nslookup -type=TXT example.com
■dig
dig example.com TXT
MXレコードの確認
■nslookup
nslookup -type=MX example.com
■dig
dig example.com MX
SPFレコードの確認
SPFレコードは通常、TXTレコード内に格納されています。
そのため、TXTレコードを確認し、取得した結果の中に v=spf1 で始まる記述があれば、それがSPFレコードです。
■nslookup
nslookup -type=TXT example.com
■dig
dig example.com TXT
DNSレコード確認ツールの活用
コマンド操作に不慣れな場合は、以下のようなオンラインツールを利用してDNSレコードを確認することもできます。
ただし、変更・追加した内容が即時反映されないことがあるため、その点を考慮して活用しましょう。