[CSS] モバイルファースト、デスクトップファーストでのメディアクエリの使い分け
モバイルファーストとデスクトップファーストのメディアクエリの使い分けについて解説します。
メディアクエリについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
モバイルファースト
モバイルファーストとは、小さな画面サイズ向けのスタイルを最初に定義し、画面が大きくなるにつれてスタイルを追加・上書きしていく手法です。
モバイルファーストのCSSを書くポイント
1.ベーススタイルをモバイル向けに記述
小さな画面サイズを基準に、基本のスタイルを定義します。
2.メディアクエリでスタイルを拡張
画面幅が広がるにつれて、必要なスタイルを追加または上書きします。
3.記述順を「小さい条件」から「大きい条件」にする
大きい条件を後に記述することで、上書きがスムーズになります。
4.主に使用するメディアクエリは min-width
画面幅が指定の値以上の場合に適用されます。
デスクトップファースト
デスクトップファーストとは、大きな画面サイズ向けのスタイルを最初に定義し、画面が小さくなるにつれてスタイルを追加・上書きしていく手法です。
デスクトップファーストのCSSを書くポイント
1.ベーススタイルをデスクトップ向けに記述
大きな画面サイズを基準に、基本のスタイルを定義します。
2.メディアクエリでスタイルを調整
画面幅が狭くなるにつれて、小さい画面向けのスタイルを追加または上書きします。
3.記述順を「大きい条件」から「小さい条件」にする
小さい条件を後に記述することで、上書きがスムーズになります。
4.主に使用するメディアクエリは max-width
画面幅が指定の値以下の場合に適用されます。
モバイルファーストとデスクトップファースト、それぞれに適したメディアクエリを使い分けることで、柔軟なレスポンシブデザインを実現できます。
プロジェクトや目的に応じて最適なアプローチを選びましょう。