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【PHPの基礎】演算子①

PHP「演算子」の基礎知識について学習します。

演算子とは

足し算や掛け算などの計算や、値の大小を比較する際に使う記号のことです。

算術演算子

足し算、引き算、掛け算、割り算などで使う演算子を「算術演算子」といいます。

加算(足し算) … +
減算(引き算) … –
乗算(掛け算) … *
除算(割り算) … /
剰余(割り算の余り) … %

代入演算子

代入演算子

変数に対して値を入れるための演算子を「代入演算子」といいます。
「=」を使用します。

 

PHP における =(イコール)は「等しい」という意味ではなく、
「左辺に右辺を代入する」という意味になります。

複合代入演算子

右辺の値と左辺の変数の値を使って計算し、その計算結果を左辺の変数に入れる演算子のことを
「複合代入演算子」と言います。

 

複合代入演算子には以下のようなものがあります。

+= 右辺の値と左辺の変数の値を足し算し、左辺の変数に代入
-= 右辺の値と左辺の変数の値を引き算し、左辺の変数に代入
*= 右辺の値と左辺の変数の値を掛け算し、左辺の変数に代入
/= 右辺の値と左辺の変数の値を割り算し、左辺の変数に代入
%= 右辺の値と左辺の変数の値を割り算し、余りを左辺の変数に代入

インクリメントとデクリメント

インクリメント演算子

変数の値に1を足す時に使う演算子を「インクリメント演算子」といいます。
「変数名++」(前置といいます)または「++変数名」(後置といいます)で使うことができます。

 

前置と後置では演算のタイミングが異なります。
「変数名++」(前置)の場合は値に1を足してから変数に代入します。
「++変数名」(後置)の場合は値を変数に代入してから1を足します。

デクリメント演算子

変数の値から1を引く時に使う演算子を「デクリメント演算子」といいます。
「変数名–」(前置といいます)または「–変数名」(後置といいます)で使うことができます。

 

前置と後置では演算のタイミングが異なります。
「変数名–」(前置)の場合は値から1を引いてから変数に代入します。
「–変数名」(後置)の場合は値を変数に代入してから1を引きます。

文字列演算子

文字列演算子には結合演算子「 . 」と結合代入演算子「 .= 」の2種類があります。

結合演算子

文字列と文字列の間にドット「 . 」を挟み、文字列を結合する時に使う演算子です。

結合代入演算子

既に変数に格納した文字列に対して、文字列をさらに連結したい場合は「 .= 」を使います。

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