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一連の作業を効率化できる『バッチ処理』について

バッチ処理とは

複数のプログラムからなる作業において、あらかじめ一連の手順を登録しておき、まとめて連続的に実行する方式です。
または、一定期間や一定量ごとにデータをまとめて一括して処理する方式のことを指します。

FireWorksのバッチ処理手順

実際に繰り返し処理を行うコマンドの登録

Fireworksでは、画面上部にある「コマンド」がIllustratorやPhotoshopにある「アクション」に該当します。
今回は、画像サイズを横500px,縦500pxに変更する事を例に行います。
1.特定の処理(今回に関しては、画像サイズの変更)を行った後、「ヒストリ」ウインドウを開き
コマンドとして実行する操作を選択⇒選択後、右下の保存ボタンをクリック。

2.「コマンドの保存」ウインドウが表示されるため、任意の名前を入力しOKボタンを押下。

バッチ処理の実行

1.ファイル→バッチ処理 を選択。
2.処理するファイルを選択。※複数選択可

3.処理するバッチを一覧から選択し、追加ボタンを押下⇒次へをクリック
今回は、上記で登録したコマンド(500px化)を選択

4.書き出す場所を指定し、バッチボタンを選択し完了

Illustratorの場合

1.Illustrator上部の「ウインドウ」メニューより、「アクション」を選択
2.「アクション」ウインドウ右側の▼ボタンを押下

3.「新規アクション」ウインドウが開くため、名前を設定し、記録ボタンを押下

4.一連の処理が記録されるため、処理後⇒アクションウインドウ左下にある、「再生/記録を中止ボタン」を押下

5.再度「アクション」ウインドウ右側の▼ボタンを押下すると、一覧の一番下に「バッチ」の項目があるためそれをクリック
6.「バッチ」ウインドウが表示されるため⇒「アクション」で実行したいアクションをダイヤログから選択
⇒「ソース」より、バッチ処理を実行したいフォルダを選択⇒「保存先」でバッチ処理を施した画像の保存先を選択し、最後に「OK」ボタンをクリックします

Photoshopの場合

1.Photoshop上部の「ウインドウ」メニューより、「アクション」を選択
2.「アクション」ウインドウ右側の▼ボタンを押下
3.「新規アクション」ウインドウが開くため、名前を設定し、記録ボタンを押下

4.一連の処理が記録されるため、処理後⇒アクションウインドウ左下にある、「再生/記録を中止ボタン」を押下

5.「ファイル」から「自動処理」⇒「バッチ」を選択。「バッチ」ウインドウが表示されるため、「アクション」より処理を行いたいアクション名⇒「ソース」の選択より処理を行うファイル⇒「実行後」より処理した画像の保存先をそれぞれ選択します

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