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マークリープス技術ブログ

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★商品の受入れについて

概要

窯元に発注していた商品が入荷したら、受入れ作業が必須です!

いつでも販売開始できるように検品・整理を行いましょう。

商品チェック

入荷個数の差違や、傷の有無等を調べるための作業です。

届いた商品の中に入っている請求書(納品書)をコピーして、チェック用紙として使用しましょう。
※請求書(納品書)の原本は経理担当の事務に渡してください。

 

実個数チェック

商品の実個数を確認し、個数が一致したら、赤丸○をつけます。
過不足があったら必ず上司報告しましょう!

 

既存or新商品チェック

■おんた家ホームページや管理ツール上で既存商品か新商品かチェックします。
PCよりもタブレット等移動可能な端末で閲覧した方がチェックしやすいです。

■サイトに掲載されていない場合は、非表示にしてある可能性もある為、
以下のファイルをチェックしましょう。
028-002-001-00000001-16110901_棚卸作業 非表示選定_naka.xlsx

■新商品の場合は赤ペンで【NEW
既存商品の場合は黒ペンで【商品型番】を記入してください。

発注書の控えとも照らし合わせを行います。
実際に入荷した商品が何種類あったかをチェックできるように、
入荷していた商品は、発注書控えの余白に目印をつけておきましょう。

 

撮影チェック

ホームページの写真と実物を見比べて、撮影し直しが必要な商品には青ペンで【再撮】と書きます。
新商品も撮影が必要なので、同じように【撮】と書いておきましょう。

※在庫商品と色味等が大きく異なる場合は、わかるように付箋メモをつけておきます。

 

サイズチェック

ホームページ掲載のサイズと見比べて、差異がある場合はサイズを測りなおして記入しましょう。
計測器具はノギス、メジャー、定規を使います。

※在庫商品とサイズが大きく異なる場合は、わかるように付箋メモをつけておきます。

 

品質チェック

通常出品可能な商品は黒ペンで商品個数を記入し、
アウトレットと判断したものは赤ペンで個数を記入します。
販売不可能な不良があった場合は赤ペンで不良内容と個数を記入し、必ず上司に報告しましょう!
(返品もしくは次回仕入れ時に値引き等の対応となります。)

商品の品質は、下記の項目を参考にチェックします。
判断に迷った場合は上司に相談しましょう!

■指の甲で表面やフチを撫でて痛くないか
■目立つ凹凸がないか
■割れている箇所、膨らみ、歪みはないか
■穴や大きな気泡がないか
■平らな場所に置いた際に大きなぐらつきがないか

 

金額チェック

商品の販売価格が決定したら赤ペンで金額を記入しましょう。
※詳細は後述『値付け』参照

 

仕入れ管理表へ記載

最新の発注書ファイルの【発注リスト】シートに
入荷日・発注品仕入れ数・全仕入れ品数(種類)・仕入れ金額 をすべて入力し、
入荷済みだとわかるように該当セル(行)の色をグレーに変更しましょう。

000-009\おんた家\商品管理
発注表_20xxxx01.xls

 

値付け

入荷した商品の販売価格を決めるための作業です。
仕入れ単価を元に、商品が入荷するごとに毎回値付けを行います。

販売価格の決定

下記ファイルの【小鹿田焼き商品値付け資料】シートに入力していきます。

000-009\おんた家\商品管理
仕入商品管理表.xls

①窯元名でフィルタをかけます。

②商品名でフィルタをかけます。

③最新の仕入れ年月の行をコピーして、挿入します。

④請求書(納品書)を確認し、仕入れ単価が変更になっていれば【実卸価格】を書き換えます。

⑤実卸価格×2.2 の金額を【おんた家価格】に入力します。
(実卸価格に変更無い商品はそのままでよいです。)
前回入荷時と価格が変わったものは欄外に【新価格】と入力し、行全体の色を黄色に変更します。

⑥備考に仕入れ年月を入力します。
例:2020年5月仕入れの場合⇒ 20.05仕入れ と入力

⑦すべての商品を追加したら備考の仕入れ年月でフィルタをかけて保存し、
上司に確認をお願いしましょう!

※最新のデータが各商品の最下部行になるようにすること!
※フィルタをかける際に不具合が出ないように、過去データと異なる形式で入力しないよう注意すること!
(全角・半角や漢字の表記、スペースの有無等)

ホームページの価格変更

金額が変更(値上げ)になった商品はホームページの値段を変更します。
管理ツールもしくはindex.datのデータを書きかえましょう。
まだ在庫があり、販売中の商品であっても変更して構いません。

※商品データを変更する際は、他のスタッフと二重更新にならないように必ず事前確認すること!

商品管理データ作成

すぐに販売できる状態にするため、受入れした商品のデータを整備します。

重要な作業なので、しっかりマスターしましょう!

データ作成の流れ

①検品チェック済みの請求書(納品書)を用意します。

②下記フォルダに受入れ商品をメモするためのテキストファイルを作成します。
(あくまでも整理するためのメモなので、作業完了後は削除して構いません。)

000-009\おんた家\商品管理\save

③FTPを使用し下記URL先からindex.datをクリックし秀丸に表示させます。
/ontaya.com/dat/shop/item
※表示させるのみで、間違えても上書き更新しないように注意しましょう!

④③で表示させたindex.datのデータを使用し、請求書(納品書)に記載されている商品を1つ1つ
メモ用のテキストファイルにコピー・貼付けします。

⑤入荷商品すべてを貼付け終わったら、以下の事を適応しましょう。
■個数
■金額の変更(変更がある物のみ)
■画像名称変更(撮り直しのある物のみ)
■サイズの変更(変更がある物のみ)
■アウトレットの場合はID・型番の変更と民陶祭カテゴリの追加

商品データの詳細

index.dat内の各商品のデータは下記のような規則で構成されています。
「,」の個数や位置が変わるとホームページ上で正しく表示できなくなりますので充分注意しましょう!

①ID
アウトレット商品はすべて上3桁が099になります。
例:ID0000304⇒ID0990304
②表示状態
01:表示する、00:表示しない、02:削除
③表示順
④商品名
⑤型番
アウトレット商品はすべて上2桁が99の6桁の型番になります。
例:型番010⇒型番990010
⑥カテゴリID
例:0000024は茶(湯呑・急須・土瓶)、0000038は新商品、0000068は民陶祭(アウトレット)
それぞれの商品に適したカテゴリを入れましょう。2つ以上入れるときは間にtabを入れます。
⑦金額
次の「,」に入れた数字が割引された金額になります。
⑧個数
⑨サイズ
⑩窯元
⑪画像のファイル名
1505new3041.jpgの場合「1505は撮影月」「new」「304は型番」「1は1枚目」
⑫準備中フラグ
「,」の6個目と7個目の間に1を入れると準備中表示になります。

商品管理データの整備

受入れ商品のデータが準備できたら、下記の各商品管理のファイルにデータを追加します。
※作業前には必ずsaveを取りましょう!

000-009\おんた家\商品管理
dat_バックヤード品.txt
dat_アウトレット品.txt

①余白部分に受入れ商品のデータをコピペします。
②追加する商品のIDをファイル内で検索します。
③同じIDの商品があった場合は、元からあったデータの上の行に受入れデータを挿入し、
挿入した受入れデータの商品個数を書きかえます。
元からあったデータと受入れデータの商品個数を合計した個数に書き換えてください。
受入れデータの個数を書きかえたら、元からあったデータの行は削除します。
④同じIDが無かった場合は、上からID番号順に並んでいますので、該当箇所に受入れデータを挿入してください。

磨き・洗い

入荷したての商品は、白い粉で汚れている場合はほとんどです。

すぐに出荷できるよう、綺麗な状態にしておきましょう!

①軽い汚れの場合は拭き上げ専用の布で表面を磨くのみでOKです。
②汚れがひどい場合は水洗いしましょう。
ボウルに水を溜めて専用のスポンジで優しくなでるように洗い、
底の部分の汚れがしつこい時はスポンジのかたい面やブラシで軽くこすります。
③突起物がある際は、極力キズが使ないよう果物ナイフ等を使って取り除きます。
※目立つものは無理に取り除かず、商品をアウトレットにしましょう。
④綺麗な水で洗い流し、新聞紙の上に裏返して並べて乾かします。
少なくとも1日かけて乾燥させましょう。

値札作成

値付けしたデータを元に、値札シールを作成して商品に貼付けましょう。

①下記シール印刷用のエクセルを開きます。
000-009-ツール
タグ印字フォーマット.xls
②受入れデータを元に、シールを作成する商品を確認します。
000-009\おんた家\商品管理\save
③【入力シート】の表に対象の商品番号(ID)と値段を記載します。
表の余白部分に、シール作成する商品名・型番・値段・個数をコピペしておくと作成がスムーズです。
1度にシール用紙5枚まで印刷可能です。
※コーヒーカップセットはカップとソーサー両方にシールを貼るので1商品2枚シールが必要です。
※アウトレット商品にもシールを貼るので、シール作成する際に個数に気を付けましょう。
④【印刷】の表を確認し間違いなく反映されているか確認できたら印刷します。
本印刷の前に一度コピー用紙にテスト印刷をし、印刷した用紙とシールの台紙を重ねて透かし見て、印刷位置が正しいか確認しましょう。
⑤印刷が終了したら、各商品にシールを張り付けます。
模様のある部分やざらつきのある部分は剥がれやすい為、ツルツルした面にしっかり貼付けましょう!
⑥シールを全商品に貼り終わったら、撮影が必要なもの以外は片付けます。※後述『片付け・整理』参照

商品写真撮影

再撮影が必要な商品や、新商品がある場合は写真撮影を行います。

※撮影方法・データ整備の詳細は別記事『商品写真撮影について』参照

片付け・整理

すべての作業が終わったら、商品を片付けましょう。
BY、アウトレット、交換品 それぞれの収納場所へ収納して整理整頓!

※詳細は別記事『商品管理について』参照

 

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