TECH BLOG

マークリープス技術ブログ

open

プリントパック PDF入稿準備

印刷のための制作物が完成して、いざ入稿!の前に!
問題無く入稿ができるように準備が必要です。

注意事項

プリントパックを使うにあたっての注意事項や特記事項です。

■受付完了日
・入稿、入金の両方が完了した日
・代引きの場合は入稿が完了した日

■受付時間
・平日 | 1営業日以上=24:00まで
・平日 | 当日発送=10:00まで
・平日 | オンデマンド当日発送=15:00まで

■営業日
年末年始を除く365日、土日祝日を含む
営業カウントは「受付完了日」の翌営業日より1営業日目として計算

上記を踏まえて、入稿準備をしましょう。

フォトショップでの準備

イラレファイル内に画像ファイルがある場合に必要な工程です。
一度フォトショップで画像形式やカラーモードを
確認、更新してイラレ内で差し替える必要があります。

画像の解像度変更

画像を選択⇒「イメージ」⇒「画像解像度」⇒「解像度」を350pixel/inchに設定

画像のカラーモード変更

画像を選択⇒「イメージ」⇒「モード」⇒「CMYKカラー」

貼り込み画像の形式変更

画像を別名保存でPhotoshop EPS、Photoshop PSD形式に変更

PSDの場合
以下のチェックを外しておく
・カラープロファイルの埋め込み

EPSの場合
以下のチェックを外しておく
・校正設定を使用
・カラープロファイルの埋め込み

↓EPSオプション
全てのチェックを外す
エンコーディング:バイナリに設定

イラストレーターでの準備

注意事項

・できるだけプリントパックのテンプレートを使用する
(以下URLから選択してダウンロード)
https://www.printpac.co.jp/contents/template/template.html

・DICやPANTONEなどのスポットカラーは使わない
「ウィンドウ」⇒「スウォッチライブラリ」⇒「カラーブック」内の内容使用不可

・アウトライン化できないフォントやappleの細明朝体や中ゴシック体は使用不可

整理

・リンク画像、埋め込み画像を差し替え
・すべてのレイヤーを表示する
⇒不要なオブジェクトの削除(空白のテキストも含む)
※位置ズレに注意
・オブジェクトメニューで[すべてのロックを解除]
・オブジェクトメニューで[すべてを表示]

フチなし印刷の場合

・背景オブジェクトをトリムマークの線まで伸ばす

CMYKモードかどうかを確認する

「ファイル」⇒「ドキュメントのカラーモード」⇒「CMYKカラー」に設定
色がおかしい場合は調整

文字等の墨色をCMYKに合わせる

黒で表示したいオブジェクトを全て選択⇒K100に設定

透明の分割・統合設定

「編集」⇒「透明の分割・統合設定」⇒「中解像度」⇒「新規」⇒「名前」ベクトル100⇒「ラスタライズ/ベクトル設定」を100に⇒「OK」
「透明の分割・統合設定」⇒ベクトル100を選択⇒「OK」

ラスター効果設定(ドロップシャドウやぼかしを使用している場合)

「効果」⇒「ドキュメントのラスタライズ効果設定」⇒「解像度」を「高解像度」に設定⇒「OK」

全テキストをアウトライン化

※アウトライン化するファイルは別にする!※
「_ol」が付いたファイルをアウトライン化し、
付いていないファイルはアウトライン化”しない”ように注意!


・作成完了したファイルをコピーして「○○○○_ol.ai」という名前を付けます。
(olはアウトラインの意味)
・全てのテキストを選択⇒「書式」⇒「アウトラインを作成」
※何も書かれていないテキストオブジェクトが無いか確認すること

PDF作成

「ファイル」⇒「別名保存」⇒「Adobe PDF(pdf)」選択⇒「保存」

「Adobe PDF プリセット」を「プレス品質」に設定⇒「互換性のある形式」を「Acrobat 5.0(PDF 1.4)」に設定

「OK」を押すと詳細設定が開きます。
以下の手順で設定します。

一般

オプション内の「Illustratorの編集機能を保持」と「サムネールの埋め込み」のチェックを外す
「Web表示用に最適化」をチェック入れる

圧縮

カラー画像とグレースケール画像
・「ダウンサンプル(バイキュービック)」を選択
・解像度を「350 ppi」に設定
・圧縮で「自動(JPEG)」を選択
・画質で「最高」を選択

白黒画像
・解像度を「1200 ppi」に設定
・圧縮で「CCITT Group 4」を選択

トンボと裁ち落とし

全てのチェックを外す

出力

カラー変換で「出力先の設定に変換(カラー値を保持)」を指定
出力先で「作業用CMYK」を指定
プロファイルの埋め込みでは「プロファイルを含めない」を選択

詳細設定

「サブセットフォントにする」を「100%」に設定

セキュリティ

全てのチェックを外す

設定内容

警告が表示された場合は以下の設定を行う
PDFのバージョンを「Acrobat 5.0(PDF 1.4)」⇒書類のラスタライズ効果設定を「200 ppi」に設定

警告が出ていないことを確認して、保存します。

完了

以上で完了です!
作成したPDFをプリントパックに入稿します。

よく読まれている関連記事

関連最新記事